新潟豪雨災害 見附市 (2004年7月)

新潟県長岡市、見附市、中之島町などが被災。
NPO法人Vネットぎふは見附市へ出掛け、見附市・見附市社協・見附青年会議所などと共に「見附災害ボランティアセンター」を設置し、その運営を行いました。
この災害で最も早く体制を整え、支援活動を進めたため、見附市長から感謝状を頂きました。



川沿いの小学校では生徒と先生200人以上がこの校舎で一晩を過ごしました。


消防や市職員による浸水地域の避難支援活動。
マンホールの蓋が外れていたり側溝がわからなかったり…と、危険箇所が多い。



避難できなくなった地域の方を2階の窓から救出。この写真は知人宅。


水が引いた後、屋根が落ちていたり、車が流れ着いた所も…。


手を上げている先まで水が…。約2mの深さがありました。


見附市社会福祉協議会に災害ボランティアセンターの設置を提案。
見附市や見附青年会議所も加え、ボランティアセンター設置準備を進めました。



「被災者の方からクレームが来たら、それらは全て、よそ者の私たちが土下座をしてでも謝りますから、地元の皆さんは、失敗を恐れないでボランティアセンターの運営をやってください。」


「見附災害ボランティアセンター」が開設。朝から多くのボランティアが…。


受付後、ガムテープで名札を貼り付けます。


ボランティアを希望される家からの電話が急増。このパートは地元の方が活躍。


活動内容が決まったボランティアに、場所や注意事項等について説明。



床下には多くの泥が流れ込んだ。土嚢袋1000枚以上が必要だった家も…。


水分を含んだ畳は非常に重い。


泥は少ない…が、それでも家財の多くは「廃棄物」となってしまいます。


家財道具が一瞬にして廃棄物に…。一時保管しておく場所の確保も大変。


救援物資として届いた毛布。


救援物資の中に「しみ付きパンツ」が入っていることも…。
また、たとえ新品の物資でも様々な理由で配布できないことが多い。



避難所ではプライバシーが確保されず、被災者の「心」の問題が課題となり易い。


見附市長から感謝状を頂きました…が、これは多くのボランティアと共に頂いたものだと思っています。